出版を目指すのであれば、ブログは絶対にやっておいた方がいいのですが、出版したい人が書くブログからあまり出版したい感じがしません。

理由を聞くと、出版を目指しているのに、本に書こうと思っている内容を無料で読めるブログになんて書けませんよ…と。

 

実は、これ、非常にもったいないです。

 

 

だって、出版社の人は、ブログを読んで、出版させるかどうかの判断をすることも少なくありません。

それなのに、そのブログがそんな感じに手が抜かれたものなのでは、そもそも出版させる気になりません。

 

出版したい内容は温存しておいても構いませんが、ブログは出版することを前提に書くようにしてもらいたいものです。

 

もし、出版したい内容は温存しておくのであれば、それらの記事も出版時に大いに役立つことがあります。

よくあるのは、出版が決まり、執筆をしている時にどうしても筆が進まない場合や原稿が足らない場合、急ぎコラムを加筆しなくてはいけない場合などがあります。

そんな時にそういう記事が役立つのです。

 

もちろん、出版したい内容を書いたとするのであれば、それは文章力トレーニングにもなりますし、記事自体のクオリティも上がります。

もちろん、ストック原稿になるので、出版が決まった時には多少の編集作業で本に使うことも可能です。

 

大事なことは、何を書くかより、出版することを前提に書くということ。

 

この意識さえあれば、内容は何でも構わないので、とにかく書きためてください。

大切なことは、書くことを習慣づけることと人に読まれることを意識して書くということですからね。

 

もし、原稿がある程度貯まったら、その時点で貯まった原稿を整理して、出版企画書に落とし込むのも手ですよ。

書くことを決めてから書くのが一般的ですが、書いたものから企画を書くこともあったりしますので。