出版デビューしたいという人をたくさん見てきました。

しかし、多くの人が出版ができておりません。

 

それでも、私はあえて断言します。

出版は誰でもできます!

では、なぜ、多くの人が出版できないのか?

 

理由はそれほど難しい訳ではありません。

 

出版したいと言っているわりに、出版業界のことを調べていないからです。

相手も求めていること知らずに当てずっぽうで突撃していっても、そりゃダメでしょうって話しです。

まずは相手のことを知り、その相手に届くようにアプローチしなきゃ、受け入れてもらえるはずはありません。

 

 

では、その相手である出版業界に企画を売り込むために必要なことは何なのか。

それは、次の3つのコトが重要になります。

 

○ネタの厳選

○通る企画書

○売り込む出版社

 

この3つがしっかりできれば、出版デビューは決して難しいものではありません。

 

しかし、出版できていない人のほとんどが、この3つを間違っているのです。

簡単に言ってしまえば、全部が自分本位。

出版社は、あなたが出したい本を出版したいわけではなく、売れそうな本を出版したい訳です。

だったら、どんなテーマを選ぶべきなのか、出版企画書には何を書くべきなのか、そして、どこの出版社に売り込むべきなのかを考えてみましょう。

 

これらのことって、いずれもひとりで考えていると、つい自分本位になってしまったり、客観視できなくなる人も少なくありません。

出版業界内のことは、出版業界内の人に聞け!です。

 

私自身、長年、出版業界に身を置いておりますので、あまり意識していなかったのですが、多くの出版デビュー希望者の方と話していると、切にそう思います。

 

そういう意味では、私に限らず、出版業界内の人間と一度お話ししてみてください。

出版プロデューサーや出版コンサルタントは、出版のプロっぽいことを言ってますが、ほとんどの人が出版業界にいたことがないので、注意してください(話している内容に嘘というか、間違っていることが多いので)。

 

商業出版デビューのためのセミナーもたくさん開催されているようですので、そういうところに参加すれば、簡単に話しを聞くことが可能です。

もちろん、私もセミナーでお話したりもしますので、そこに参加していただけるとありがたいですが…。

 

いずれにしても、そういう業界内の人間との出会いが、出版デビューへの第一歩だと認識してください。