出版は、出版したからといって、何でも思い通りになる魔法の杖ではありません。

何も考えずに、“売れそう”というだけで出版すると、本は売れたのに、何の効果も享受できないという事態になりかねません。

しかも、出版を目指す以上、時間的な拘束や経済的な負担が全くないわけではありません。

それなのに、何の効果も享受できないとなると、結果的に出版し損ということになります。

もし、出版に何かしらの効果を期待するのであれば、しっかり考えて、企画を考えましょう。

そのためには、まずは出版することで期待したい効果を先に考えてください。

集客でも、ブランディングでも、何でも構いません。

できる限り、具体的に考えましょう。

次に、その効果を享受するには、どんな人に買ってもらわなければならないかを考えてください。

集客したいのであれば、どんなお客さまを集めたいのか…、ブランディングしたいのであれば、どんな人に認知、評価されたいのか…と、いうことです。

そして、その上で、自分がその人たちに提供できる情報、自分がその人たちを導いてあげられる到達点を考えてみてください。

最後に、その人たちの抱えている悩みや、その人たちが喜ぶであろう情報を考えてみましょう。

自分がその人たちに提供できる情報とその人たちが喜ぶであろう情報が一致しているのであれば、その情報に関する企画を立てればいいんです。

悩みを抱えている人たちを到達点に導けるような企画を立てればいいんです。

ちなみに、この考え方は、出版に限らず、ブログやメルマガなど、情報を発信するのであれば、必ず、必要な考え方です。

何のために、誰をどうなってもらうために、何を伝えるのか

出版を目指すのであれば、このコトを常に意識して、企画を考えるようにしてください。