弊社が二冊目以降のお手伝いをする場合、例え「二冊目もお願いします」と言われたとしても、一冊目が終わった後に、“この人と仕事したい”“この人と仕事できてよかった”というような感情が湧いてこなければ、二冊目以降のお手伝いをすることはありません。

弊社は、基本的に一冊目の実績作りのお手伝いはさせていただくので、二冊目以降はマージンを抜かれることに違和感を持ちはじめることもあり、自由に売り込んでいただくスタンスを取っているので、ちょっと上からだったりします(笑)

でも、長年の経験から、それがお互いのために最善の選択だと確信しています。

なので、そもそも2冊目のお手伝いをすること自体がイレギュラーなのですが、そのイレギュラーはどういう場合に起こるのでしょうか。

もちろん、“この人と仕事したい”“この人と仕事できてよかった”というような感情が湧いてくる場合なのですが、もう少し具体的にどういう時にそういう感情が湧いてくるのかをお話しします。

簡単に言えば、著者との仕事をどう評価するかです。

評価のポイントは、“仕事ぶり”と“売れ行き”で評価します。

“仕事ぶり”というのは、原稿のやり取りです。

締め切りを守ったかどうか、原稿のクオリティ、原稿に向かう姿勢などを意味します。

“売れ行き”というのは、本が売れたかどうかです。

アマゾンキャンペーンへの意気込み、本を売るということへのひた向きさ、あとは増刷したかどうかなどを意味します。

つまり、“過程”と“結果”です。

過程がダメで結果もダメなら、話しになりませんよね。

というか、そういう著者さんは、こちらが何も言わなくても、自然と音信不通になることが多いです(笑)

逆に、過程が良くて、結果も良いなら、全く問題ありません。

そんな著者さんであれば、著者さんが希望してくれるなら、是非、また一緒に仕事したいと思うはずです。

では、過程が良くても結果が伴わなかった場合です。

この場合は、編集担当者としては、自分にも落ち度があった気になってしまうので、何とかしてあげたくなります。

なので、著者さんに嫌がられなければ、できるだけこちらでもチャンスを創出してあげて、実績になるような本が出せるようにリベンジです。

だからと言って、過程をしっかりやれば、売れなくてもいいというわけではありません。

売れなければ、間違いなく、チャンスは減っていきますからね。

最後は、過程がダメなのに結果が出ちゃった場合です。

よく誤解される方がいらっしゃいますが、出版は結果的に売れればいいというわけではありません。

もちろん、売れたら嬉しいですが、過程がダメだったのであれば、売れたので過程であった諸々は許しますよという程度です。

(これは、あくまでも弊社の評価の話で、出版社の評価の話しではありません)

この場合、二冊目以降もお手伝いするのであれば、必ず、一冊目の総括をしなければ二冊目をお手伝いすることはないでしょう。

そこで説教をして、反省し、改善されると思えて、はじめて二冊目のお手伝いをしたくなります。

たぶん、編集者は皆さん、そう思っていると思いますよ~。