出版社が出版企画書を見てボツになる場合は、2つのパターンがあります。

ひとつは、ここを修正してくれたら再検討しますというパターン。

このパターンの場合は、切り口、読者ターゲット、構成といったどちらかというと企画の枝葉への指摘が多いです。

そして、もうひとつは、この出版企画書は完全にボツというパターン。

このパターンの場合は、テーマ、著者プロフィールといった企画の根幹に関わる指摘ということになります。

枝葉の問題であれば、部分的な修正のレベルなので、そこを修正するのであれば、引き続き検討しても構わないが、根本的な問題だった場合は、全体的な修正のレベルなので、ゼロから考え直した方が話しが早いということです。

つまり、枝葉の問題でボツになったのであれば、希望があるということなので、何度でも修正してアタックするべきだし、逆に、根幹の問題でボツになったのであれば、潔く諦めて、次の企画を考えるべきだと言い換えることができます。

もし、根幹の問題でボツになったのであれば、そのまま何度アタックしても企画が通る可能性は低いです。

しかも、逆に「しつこい」「ウザい」といったマイナスの印象を持たれてしまい、次に良い企画書ができたとしても「この著者はしつこいからいいや」とボツになることもありますので注意しましょう。

また、最初から修正を前提とした企画書や先方の出方を伺うような未完成な企画書は、著名な著者で無い限り、一瞬で一蹴されてしまいます。

出版社の編集者も忙しい中、時間を割いて企画書を見ていただけるのですから、一発勝負ぐらいの覚悟を持って、作成した企画書を見てもらうようにしましょう。