本は出版された瞬間から公的に近い資料になります。

それだけに、出版することの価値、情報としての重み、世の中への影響力があるんだと思います。

逆にいえば、だからこそ、慎重に執筆しなければならないのです。

では、最低限守らなくてはならない本を書くためのルールとはなんなのでしょうか。

まず、最初に著者自身も含めた個人情報です。

個人を特定することは、必ずしもプラスになるわけではありません。

また、著者自身だけの問題であれば、まだ自業自得といえますが、他人を巻き込んでしまった場合、問題としてはかなり深刻です。

次は著作権関係です。

よく読んでいた本のフレーズなど、出典元を忘れてしまった場合、あたかも自分の言葉だったかのような錯覚に陥ることもありますが、同じ文章だった場合は転用になり、著作権に觝触することになります。

しっかりと引用する場合のルールや参考文献の扱いなどは確認しておきましょう。

次は個別名称です。

例えば、CANONの場合、『キャノン』ではなく『キヤノン』と書くのが正解です。

これはしっかりと確認すれば分かることで、間違えると恥ずかしいミスなので、個別名称はしっかりと確認するようにしましょう。

最後に画像関係です。

写真を使用する場合、基本的には撮影者の作品です。

また、写真に写っている人には肖像権が発生します。

パソコン書の場合、画面のキャプチャを掲載しますが、人のホームページを掲載する場合、基本的には許可を取るのが一般的です。

ただし、URLを一緒に掲載する場合、そのURLを掲載を打ち込めば、誰でも同じ画面を見ることができますので、問題ないというのが業界内の暗黙の了解となっております。

このようにいろいろと気をつけないと大問題に発展することがいくつかあります。

本の回収騒ぎや訴訟問題になったら、二度と本は書けなくなると思った方が良いでしょう。

しかし、これは出版に限ったことではありません。

とくに権利関係に関しては、ブログやホームページでも同じコトが言えますので、一度、しっかりと勉強されることをオススメします。

「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック/植村 元雄
¥1,764
Amazon.co.jp

なお、この方新刊 は、画面に表示されている広告が芸能人だったり、アニメのキャラクターだった部分はモザイク処理されております。

たぶん、著者 も気づいていないでしょうね。

本当は著者責任と発行者責任について触れようと思ったのですが、権利関係の注意喚起記事に…。

最低限の著者責任として、執筆した原稿で誰かを傷つけたり、損害が被ることのないように注意しましょう。