ビジネス書での出版を目指す場合、よく話題になることがあります。

それは、“企画”が先か、“文章力”が先かという話しです。

ここでいう“企画”とは、ネタ、テーマ、切り口…このような単語にも言い換えられます。

ようするに、本の内容です。

“文章力”は、そのままですね。

で、この“企画”が先か、“文章力”が先かという話しです。

私のところに相談に来られる方が、よく「今はネタがないので、文章力を磨きます」とおっしゃいます。

しかし、これは逃げ口上以外、何者でもありません。

ネタが無いのなら、ネタを探すべきです。

文章力をいくら磨いても、ライターにはなれるかもしれませんが、出版は近づきません。

よく、“企画”が先か、“文章力”が先かという話しを、“鶏”が先か、“卵”が先かという話しと一緒に論じられることがありますが、全く違います。

著者を目指す以上、間違いなく必要なのは“企画”です。

文章力は足りなければ補うことができます。

しかし、企画は、面白くなかったとしても、面白くすることはできません。

現に、長年、本を作ってきましたが、「企画書で見たのより、面白くない」という理由でボツになった事例はありますが、「文章力が無い」という理由でボツになった事例は一件もありません。

ただ、“企画”が面白くて企画が通った方に文章力が無かった場合、それを加筆・修正するのは弊社のような編集プロダクションの仕事なので、文章力は必要ないとは決して言いませんけどね。

(今年、“企画”が面白くて企画が通った方の原稿を7割は弊社で書きました(爆))